今年7回目 祝!レア種じゃないけど、採れた!チョウはいない。
先週、レアなチョウチョウウオが採れたという情報があり、今週は久々に気合いが入り「今日こそは採れるかも!」っとつぶやいて採集活動。昨年は行っていない磯だったので、さらに気持ちも盛り上がりドボン。
久しぶりの磯だなぁ・・・ここの磯ではこれが採れた、あれが採れた、あんな出来事があった・・等々ナベ氏と話した後、いろいろ思い出しながら潜っていたら。おっ!!「りっぱなチョウハン」今年はこのサイズはまだ見てなかったので、景気づけにサクッと採集。よしよし、と採集を続け、サザナミヤッコが採れた場所は何もおらず、ここはチョウが多かったかな・・・と思っていたら「でたぁ!!」と、背びれ部分ががぶりと食われたようなチョウ!!「なんだこのチョウは・・・よくその体で生きてきたなぁ〜、このチョウはどう成長するのか是非飼育継続観察したい」と思い、気合いを入れて網を構えた。「まず、この大きな岩の下からあそこの窪みまで移動させて、網を構えて、サクッと・・」と、思うように進み、サクッと命名”ツノチョウ”を採集。採った瞬間に”ツノチョウ”と名付けてた(笑)。その後は携帯イケスの蓋が事故で開いたりしないように細心の注意を払いながら採集活動をするが、他に目立った魚はおらず、お昼ご飯。
ナベ氏はレアチョウがおらず目ぼしい魚はいなかったぁ、ハートテールのニザダイがいたけど、岩に逃げられたとのこと。
昼食中、イケスの中の”ツノチョウ”を見ながら撮影しながらナベ氏とツノチョウの体の特徴を確認。そうすると、採集した時は、幼い時に食べられてそれでも頑張って生きた個体かと思ったけれど、先天性の骨格異常の個体だろう、ということになった。(理由は、あれだけ食べられたら普通は死亡するだろう。背中まできれいにウロコが生えそろっている。ツノが前に向かって伸びていて、もし食べられたらそうはならないだろう)
骨格の異常いえば・・・ハートテールのニザダイもいる!!ということで、昼食後、ナベ氏とリベンジに行った。
「この辺かなぁ〜」と、ナベ氏と潜りウロウロ採集してたら、「こっちこっち」とナベ氏からの合図。見ると一生懸命にフラフラ泳いでいるニザダイがいた!!ナベ氏が予定通りサクッと採集。祝!ハートテールのニザダイ!!今まで採集してきて、ハートテールなんて見たことがなかった。やはり、尾びれがないと泳ぎが下手で、真っ直ぐ早く進むのができないらしく、フラフラフラフラしながら泳いでいた。そんな姿を水中で見させてくれたナベ氏に感謝。
で、お互いになんだか不思議なレアモノを採集して、今日はレアモノなんだけど・・・で終了。自然界で生きていくのが難しそうな2匹を持ち帰り、あとは、海にお戻り頂いた。
その後、チョウチョウウオにとって、背びれの役割って何だろうとナベ氏と話し、「あっ!ケンカだ!」という結論。ツノチョウは、ケンカ弱そうだなぁ・・・ということになった。
そういえば、イケスの中でチョウハンにやられてた。
そういえば、そういえば、当初のお目当てのレアチョウはおらず、チョウは少なかった。
〜追加情報〜
帰りに堤防を見て回ったところ、今年初のハタタテダイを発見!!同じ堤防に3匹。来てるんだぁ
〜!と嬉しくなった。明日、今年初の採集となるマサ・トカに里子に・・・と思ったけれど、マサは、基本、自分の採集した魚しか飼わないからなぁ〜、トカは今、魚より大切なものがあるからなぁ〜と、網を出すことなく帰宅。
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